作成背景
BlueAI Design System が生まれた背景と、マルナゲシリーズにおける位置づけ。
マルナゲシリーズの発展
BlueAI Design System は、マルナゲ プロダクト共通の UI コンポーネントライブラリであり、プロダクト間で一貫した体験を提供するための「共通言語」である。設立のきっかけは、マルナゲ勤怠に始まったプロダクトラインが CRM・請求書・メール・ガント・フォームと急速に拡大するなかで、「ボタンの見た目が違う」「操作の手触りが統一されていない」といった一貫性の課題が浮上したことによる。ユーザーがプロダクト間を行き来するたびに感じる小さな違和感を、ゼロにしたい——その想いが、Design System 構築の出発点となった。
Give & Give & Give の精神
さて、BlueAI Design System が開発者とユーザーに与えるものは何か。コンポーネント、トークン、ガイドライン、ドキュメント——それら最適な環境を生み出すにあたってのベースとなるもの、一言でいえば「情熱」に他ならない。本 Design System では「すべてのプロダクトで迷わない体験を届ける」という強い情熱のもと、持てるすべてのデザイン知見とノウハウ、最適なコンポーネントを提供する。この情熱をベースとした「Give & Give & Give」の精神、そして、その実践こそが本 Design System の最も誇れるものだと考えている。
ボーダレスなプロダクト拡張の基盤
プロダクト拡張ということで考えれば、マルナゲシリーズはさまざまな意味において変革期を迎え、それが新たなドメインへの展開を促す結果となっている点も見逃せない。今後のプロダクト開発のテーマは、ドメインの境界を超えた「ボーダレス思考」、ユーザーの業務フロー全体を考慮した「統合体験設計」、限られたリソースのなかでさらに求められる「開発効率」、AI をはじめとするテクノロジーの絶え間ない進化に適応する「デジタル環境対応力」、そしてプロダクトの数が増えても認知負荷を増やさない「一貫性」であり、本 Design System も無論、同様の考え方を設計思想としている。
来るべき「大デザイン時代」へ
いずれにしても、AI の進化によりコードを書く速度が劇的に上がった現状から推測して、デザインの重要性はさらに高まることは必至である。機能が増えるほど、一貫した体験設計の価値は際立つ。近い将来、優れたデザインシステムを基盤とした「プロダクト群」が、業界の標準として大きく飛躍することは間違いないだろう。本 Design System の主旨がさらに際立つ、そして「迷わない・考えなくていい体験」を求めるすべてのユーザーに大きな価値が届けられる時代へと移行しようとしている。BlueAI ならびに BlueAI に賛同するすべての開発者とともに、この機会を掴もうではないか。来るべき「大デザイン時代」の主役を、是非目指そうではないか。